【例文あり】コピーライティングのコツは型にはめること

魔物が現れた

コピーライティングってどう考えればいいんだろう..

コピーライティングには型があり、それに沿って文章を考えることによって売上につながります。

型として以下のものになります。

  1. キャッチコピー
  2. ボディコピー
  3. クロージングコピー
  4. 追伸

初心者でもその型に当てはめていけば、それっぽい文章を書くことが可能になります。
むしろプロの方でも方から外れた文章を書いてしまうと売れないみたいです。

今回は「10倍売れるWebコピーライティング」を参考に解説していきます。
この記事は自分も忘れないための備忘録となります。

キャッチコピー

最初に書くべきものはキャッチコピーです。
キャッチコピーには「興味を持ってもらう、読み進めてもらう」役割を担っています。

ここで読み進めてもらえなければ、ほとんどの方が商品を購入すること無く離脱してしまいます。
キャッチコピーを作るにあたって大事なことはお客様の視点に立つことです。

例)「筋力を上げて男らしい体を手に入れよう!」

というジムのキャッチコピーを作成したとします。

これを見た人は「それで?」となってしまいます。
「男らしくなったからなに?」「脳みそまでマッチョなの?」となります。
見た人にとってなんのメリットも興味も沸かないからです。

そこを踏まえて考えてみます。

例)「疲れにくい体づくりを目的とした、短時間でできる筋力トレーニングを紹介!」

このようなキャッチコピーなら「最近すぐ疲れるからやってみようかな」「短時間なら自分でもできそうだ!」
と興味をもってもらえるかもしれません

なのでキャッチコピーを作るときはお客様視点で考えることで、より効果的なコピーを作ることができます。

ボディコピー

さて、キャッチコピーをみて興味を持っていただいたお客様はつぎにボディーコピーゾーンに入ります。
ボディコピーには以下4つの流れがあります。

  1. 効果
  2. 実証
  3. 信頼
  4. 安心

「うわー、覚えれない〜」と僕は思いました。そこで身近なもの「スマホ」で例えてみます。

  1. 結果 — 使うことで得られる効果(電話 / SNS / 動画 / 音楽 / 漫画 / 仕事 etc..)
  2. 実証 — 使い方(タップで簡単操作 / 直感的に操作可能 / 持ち運べるサイズ感)
  3. 信頼 — 信頼できるかどうか(大手企業の商品、シェア率が非常に高い / みんな使っている)
  4. 安心 — 不安の排除(自分にも扱えるか / 故障したらどうすればよいか)

それぞれ上記のような役割を担います。
これを分解し、例として「スマホ」を使い解説していきます。

結果

結果はお客様に対してどのような効果が得られるか示します。
ターゲットによっても得られるメリットが変わっていきます。

例)
学生 — 友達といつでも繋がれることができる!
サラリーマン — 仕事の生産性を上げて給料アップ!
主婦 — 豊富なレシピを閲覧でき献立を考えるの楽になる!
シニア — お孫さんの写真を綺麗にとれていつでも見返せる!

上記のようなことを意識して文章を考えると良いかもしれません。
キャッチコピーと同じでお客様視点で考える。
自ずとお客様の年齢、性別、職業が定まってきます。

実証

実証はどうやって使用し、それがなんの役に立つのか説明します。

例)
説明書を見なくても直感的に操作が可能。誰でも簡単にすぐ使い始めることができます。

このように書いてあれば「機械音痴の自分にも扱えるかも」「説明書は買ったらすぐ捨てる派なんだよね」といった方でも安心して使えるなと思ってもらうことができます。

信頼

ここで「いや、まだこのスマホとやらは信用ならん!俺はガラケー一筋20年よ!」という方に信頼していただくフェーズです。スマホの信頼できる理由を考えてみましょう

例)
スマホの保有率はなんと約80%に及び、大手企業がスマホの生産に携わっています。

ほとんどの方が所有していて、しかも大手企業が作っているとなると信用できそうなイメージがありますね!

例えばお菓子を食べるにしても「カルビーのポテトチップ」と「英文字パッケージの謎のお菓子」どちらがいいか聞かれたら「カルビーのポテトチップ」を選ぶと思います。

前者はみんなが知っていて聞いたことある会社名だから安心して食べれるからです。
逆に後者は日本では知名度がなく、誰も知らないし会社も聞いたことないというかそもそも読めないので誰も選ばないと言うわけです。

なので選ばれる理由には信頼という要素もかなり大事ということが分かりますね。

安心

最後にお客様に安心していただくフェーズです。
スマホを購入するときの不安をなくしてあげます。

例)
操作できるか心配 — 操作の仕方など無料サポート致します
故障したらどうしよう — こちらのプランに入っていただけたらすぐ対応可能です
セキリュティ面が心配 — プランによって柔軟に対応可能です
子供にスマホをもたせるのが心配 — 制限をかけることが可能です

上記のようにお客様が抱えそうな不安をすべてシャットアウトしていきます。
心配事があるとどうしても購入前に悩んでしまいそのまま離脱というケースがあります。

なのでできるだけお客様が抱える不安に対しての言葉を入れてあげると良いです。

クロージングコピー

クロージングコピーもボディコピーと同様4つの流れがあります。

1.簡便性
2.希少性
3.特典
4.保証

こちらは一見して分かりやすいですね!
さくっと解説致します。

1.簡便性 — 簡単か?すぐにできるか?
2.希少性 — 期間限定、数量限定など
3.特典 — 商品に付加価値をつける
4.保証 — 故障した場合の保証など

ここは身近な例が多く覚えやすいですね。
ボディコピーまで読んでくださったお客様にオファーをかけ最後の後押しをするフェーズになります。

この文章を入れることで最後お客様に購入していただけるようにします。

1.簡便性 — 簡単ですぐできるのなら買ってみよう!
2.希少性 — 今買わないともう手に入らないかも!
3.特典 — こんなに特典がつくなら買うしかない!
4.保証 — 故障するのが心配だけど、保証があるなら買おうかな!

このように行動に移してもらうことができます。

追伸

最後の追伸では飛ばし飛ばし読んで行く方に要点を把握していただくための部分です。
ボディコピーとクロージングボディの要点をまとめた内容になります。

基本的にクロージングコピーがセールスを目的とした文章になっているので、その部分のみ読まれてしまった場合には「結局は売り込みたいだけかよ」と思われ離脱してしまいます。

それを防ぐために最後に追伸を入れる必要があります。

まとめ

今回は長くなっていしまいました。
最後まで読んでいただいた方はありがとうございます!

自分も理解しながら書いていたので、より理解が深まったと思います。
また文章の構成を考えながら書くのも楽しいと感じました。

少しでも参考になれば幸いです。